2018/06/20

◇本日は、アルティチュード株式会社の河北様と株式会社QBIT Robotecsの中野様にお話を伺いました。河北様は、観光・旅行・エンタメ業界向けのVRソリューションを米から日本に展開することに注力されています。観光向けとして導入したサービスは、アンコールワットに旅行している観光客がVRゴーグルをつけると建設時の風景がCGで流れるというもので、観光客は、現在の風景を楽しみながらアンコールワットの歴史についても学べるというコンセプトです。日本ではいろいろ制約等もありプロジェクト進行に時間がかかるということでアンコールワットから始めたということですが、日本での展開に期待です。ぶらタモリ的に観光、地形、歴史が一体となったコンテンツがあると個人的には旅行する楽しみが増します。一方中野様は元ハウステンボス情報通信部長時代、変なホテルのロボティクスの導入運用担当をされて、ロボティクスをサービスでどう生かすかについての知見をお持ちの方です。不完全なロボットが対象であっても採算の取れないビジネスでは意味がないというポリシーを貫き、うまくいかないところは人手を交えながら、お客様には十分楽しんでいただきながら全体としては人件費削減ができサービスとして十分成り立っているというが印象的でした。余談ですが、変なバーはこれから、いろいろ展開されそうですが、アバターが2種類あって、一人は完全にAIですが、一人は実は別の場所で裏で人間が対応しているとのことで、変なこといえないなと思いました。御二方とも最新の技術をうまくビジネス化している点で、考え方含めお手本にしたいと思いました。