◇12/20(水) アナログデバイセス様より、専門家の目線でセンサー部品を選択・使用するにあたっての注意事項について教えていただきました。世の中のセンサーの価格が下がってきていることが、IoT普及の後押しになっているのですが、センサーの使用環境、取りたいデータの性質、あるいは基板設計を誤ると、取ったデータが無駄になって、手戻り、または最悪あきらめてしまうような事態が発生しうることがよくわかりました。IoTはセンサーだけに限らず、いろいろな専門分野を横断してようやくひとつのサービスが出来上がるわけですが、専門知識の人脈が必要であることを再認識しました。現在会員間で、お困りごとについて自由に投げかけられるメーリングリストを活用していますが、専門家がいるとびっくりするぐらい早く解決できます。社団をこういったところでも有効活用いただきたいと思っております。
またもうひとつのお題は、分子分光センサーでした。今までは、精度が高く、価格も思いっきり高いという印象を持っていましたが、近赤外線などは、個人でも買えるような価格になってきていることは驚きです。手軽に使用できることで今までなかったような使い方がいろいろお見つかるのではないかという潜在的なポテンシャルを感じました。
オープン研究会の参加者は28名、そのほとんどの方がそのあと忘年会にご参加いただき大変盛況でした。ありがとうございました。